石積みワークショップ 御礼

ナナセカイプレゼンツ!

9/9(土)大安禅寺さんの千畳敷にて、石積みワークショップが開催されました。(弊社は協力という立場で参加致しました)

石積み学校の金子様はじめ、ご参加頂いた方々、誠にありがとうございました。

皆さんが積極的に取り組んでくれたおかげで、無事に石積み階段が完成し、想像以上のものができたのではないかと思います。

千畳敷には、とてつもなく大きな大名墓が沢山あり、機械もない当時、建てることに相当な苦労があったと思います。

そういった「先人達の苦労を感じながら、みんなで石積み階段を完成させる」

という目的がありましたが、参加された皆さん同じような感想を持って頂いたなら、企画側として幸いです。

当日の様子を時系列にご紹介します

前日、事前に講師と一緒に作戦を練りました。赤杭~赤杭間を階段で結びます。
長さ3.6m 高さ2.0m 10段の階段を想定
丁張に合わせ、石を据えていきます。まずは先生にお手本を見せてもらいます
笏谷石をゲンノウで割って、グリやくさびを作っています。
この笏谷石は約350年前のものもあり、本堂の改修工事で使用できないものを今回再活用し、サステナブルな取り組みを目指しました
実際に本堂で使用できなかった笏谷石の狭間石です。風化が激しいですが、350年経過の笏谷石は大変貴重です。
そのため、今回の活用に至りました。

一方、階段上のテラス側で、境界用の杭打ちとロープ張りの作業が並行で進んでいました。テラス側から見る千畳敷は格別です
段々と作業が慣れてきて、参加者が一体となって進みます。完成間近!木漏れ日が幻想的です。
無事に10段の石段が完成しました!
最後に参加者全員で記念撮影で任務完了です!

石積み学校の、福井県での実績は「初」とのことでしたが、福井にも地元の石を使った石積みが多数みられることもあり、こういった石積みワークショップは、福井県でも広がりそうな予感が致します。

今回は、歴史のある千畳敷にて、350年経過の笏谷石を用い、

地域のみんなで一緒に「ブルーテラス」という未来の場所をつくる、

という温故知新的で、有意義な取り組みだったと思います。

この度は、ありがとうございました。

翌日の福井新聞にも掲載頂きました。取り上げて頂き、ありがとうございました